気付き・エピソ-ド8-内観と気付き
瞑想で「身体の中を感じる」内観をして気付いたことを書いています。
こんにちは、龍雅です。
皆さんヨガや自律訓練法などで身体の内側を観察したことがありますか。
自分の中では「身体の中の旅行(たび)をする」ようなイメージでとらえています。
ただし始めたばかりの頃の内観は、「きれいな風景をながめて歩く」観光旅行どころか、「錆びた補修が必要なぼろいビル」を点検しているような悲壮な感じになるかも知れません。自分がそうでした。(^-^;
人は誰でも人から認められると嬉しいですよね。
これは認証欲求(にんしょうよっきゅう)と言うそうですが、どうやら細胞にもあるようで「身体の各部を意識すると」認められたことが嬉しいのか、見る見るうちにその部分がよみがえっていく感覚があります。
最初は「ぼろ」で、特にストレスが多い時には「肝腎(かんじん)かなめ」の肝臓や腎臓が滅茶苦茶傷んでいて、日常生活では感じないにぶい痛みを内観すると感じたりします。
こんな状態なのに大丈夫かなとその都度思うのですが、「心配ご無用」毎日内観するとじわじわ変わって行って知らない間にピカピカで素敵な「肝臓さん」「腎臓さん」になって行きます。(^.^)
意識していなくてもストレスで「悔しい思いがある」と「歯を食いしばる」のか、「あごの周り」が歪んでいることに気付きます。
歪みに気付くと「あごの周り」が「がくがく」自然に動いてバランスが良い形にととのっていきます。
たまには頭蓋骨も動いて「形が直っていく」こともあります。
頭蓋骨は割れ目があり、全部がしっかりくっついていないのですが、その割れ目の辺りが動いているように感じます。
細胞、臓器や骨の部分まで意識するだけで良くなっていくのですから、意識はエネルギーなんだなとつくづく感じます。
それにしてもこのような時、内観している自分は何だろうと思います。
普段は身体を自分だと思って生きていますが。。。
身体を感じているものは「自分の本体」で、より「本来の自分」なのかな。
細胞や身体が元気になるので「ある種のエネルギー」なのでしょうね。
身体が一通り「元気で正常な状態」になってくると、この「エネルギーの身体」も変化していくように感じます。
水のように流動的であったり、ほわっとしたガスのようなものであったり、最近何もない空洞のような感覚(透明な身体)が生まれて来ています。
「身体を感じる」自分がいて、「身体をとりまくエネルギーの身体」を感じる自分がいる。自分て一体何なんだろうかと。。。
身体の中のツアー(内観)をすると人それぞれに変化のプロセスがあるとは思いますが、面白い体内旅行が出来ると思います。
プログラムの後半に内観を入れています。
意識をいつも外に向けて生活していますが、こんなに楽しくて深い味わいの世界が身体の内側にあるのですから、経験しないともったいないと感じます。
決して内側は単純で簡単ではありません。
身体の内側を感じてから、意識の身体を外に広げて行く。
それだけで日常生活そのものがドラマチックに変ったりします。
狭いところに縮こまっていた心や意識が次第に自由になるわけですから。
内観などされていて面白い気付きを経験された方は教えて頂けると幸いです。
龍雅